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DIY建築研究所・・・自分らしい表現を自分自身の手で
 

自分らしさを表現する、自分が居心地のいい空間をつくる方法ってどうすればいいのでしょうか。今まで数多くの住宅の設計をさせていただきましたが、イメージをいただき具現化して工務店に作ってもらうという方法が一般的です。ただそれにはかなりの費用がかかります。より細かな要望を指示するとそれなりに費用は増えていってしまうので、後々妥協という悲しい作業もでてしまいます。また、何十年も住む家のデザインをたったの2~3ヶ月で決めなくてはならない。外装はしょうがないと思いますが、内装はもっとじっくりと決めたいというのが本音ではないでしょうか。

私は仕事柄 木工という趣味(ほとんど仕事?)を持っているのですが、意外とこの趣味簡単なのです。また、自分で作ってしまえば究極の自分表現になるのではないかなと思うのです。

コストをかけずに思いどおりに時間をかけてつくるDIYという方法も選択肢としてはありではないかと思うのです。

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もっと楽しく、想いがままの家造りをしたい!

でも、本当にできるだろうか?

セルフビルド・ハーフビルドという言葉を聞かれたことはあるでしょうか?

自分ですべて作る、基礎や骨組みは工務店に頼みあとの半分は自分で作るという意味なのですが、よほどの体力と時間がないととてもとてもできません。私のお勧めはハードな部分はプロにまかせて、ゆっくりできそうな部分を自分でつくるという手法です。

でもどう造っていいわからないし、何が必要かもわからない、ましてや本当にできるものかがわからないと思うのです。でも安心してください。けっこう簡単にできるのです。

最近裁縫をしてみました。布を裁断しミシンで縫っていきましたが、これがあなどっていましたが難しい、木工のほうが意外に簡単なのです。何故か?材料が硬いから切るのも簡単、あわせるのも簡単 アメリカ人の大半がこなしています、器用な日本人にできないわけがないのです。

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DIYできるかどうか簡単チェック方法

​三つの道具を使えば、大抵の物はできるようになります

基本的には、作業は 切る つける 削る です。  

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切るのは、マルノコやのこぎり 

造作やテーブルなどの材料をのこぎりで切るのはとても大変です。のこぎりは補助と考え、スパッと機械で切ってしまえば簡単

削るのはサンドペーパーやトリマーという道具です。サンドペーパーは誰でも使ったことはあると思います。このトリマーという道具はDIYの品質を一気に職人レベルに上げることのできる逸材なのです。

つけるのは接着剤・ビス 

接着剤・ボンドは皆さん馴染み深いと思います。基本は木工用ボンド そしてビスによる取り付けはインパクトドライバーを使います。先端のビットといわれる部分を換えればドリルとしても使用でき、大変便利な工具です。

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切る マルノコ

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削る

トリマー

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つける

​インパクトドライバー

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つける

ボンド

LET’S DIY

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ものづくり、されたことのある方は、体験していると思いますが、とにかく楽しいと思います。いつの間にか時間がたってしまっている。無の状態から何かを生み出す作業は、誰しも楽しさを感じるものなのでしょう。

家作りにはそんな楽しさの原石がそこかしこに存在します。

設計という立場から家造りにかかわってきましたが、究極に楽しい家作りは自分で手を加えていくことだと思うのです。しかもその楽しさは、いっぱい取っておくことができます。ある意味、皆さんは専門家にその楽しみを奪われてしまっているのではないでしょうか、もちろん本職の方に任せなければならない大仕事もたくさんあります。しかし、自分で後から付け加える、作業できることもたくさんあるのです。そのすみ分けをアドバイスさせていただくのも我々設計者の役割と考えます。自分も参加する楽しい家造りを応援したいと思います。

​これからの余暇の使い道として、自分表現のひとつの方法としてDIYしてみませんか?

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